リミット注文(指値注文)とは?

「リミット注文」(「指値注文」ともいいます)とは、ユーザーが売買したい注文の取引価格と数量を設定できる注文タイプの1つをいいます。市場の取引価格が指定した価格以上になると、注文が成立します。リミット注文は、市場価格が指定した価格以上になった後で売買が執行されます。

 

例:

10,000USDTで1BTCの買いのリミット注文を出した後、システムは直ちにブック上で現在利用可能なすべての注文をスクリーニングします。上記の買い条件を満たす利用可能な注文があれば、そのリミット注文は発動され、約定されます。そうでない場合は、そのリミット注文は次にマッチする注文のためにオーダーブックに追加されます。

 

メリットとリスク

メリット:ユーザーは、特定の取引戦略を持つトレーダーのニーズに合わせて、注文の取引価格を設定することができます。

リスク:注文の執行は保証されません。指定した価格に到達しなかった場合、注文は執行されません。また、市場価格が指定した価格を急速に上回った場合にも、注文が成立しないことがあります。

 

リミット注文(指値注文)を行う際に考慮すべきこと

1. 取引資産の変動性。取引価格は、取引資産の変動性に応じて設定する必要があります。 取引価格が高すぎたり低すぎたりすると、執行されなかったり、執行までに時間がかかることもあります。

2. 資産の流動性。

3. 価格設定をサポートしてくれるテクニカル分析ツールを活用します。